みかん大使が作詞したモノを地味に公開していくブログです。
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パソコンの中でずっと眠っていた作品第一号。
これは学校で暇なとき思いついて書いたモノだと思います。
テーマは徐々に記憶を失っていく病を持つ少年。
頭の中の消しゴム的なモノですが
なんとなく書いたにしてはちょっと気に入ってたり´ー`)

詩は続きにて!


街の中で、降り続く雨の中で
ただ一人傘もささず濡れて立ち尽くしている僕を
街行く人はどう思っているのだろう……
本当はそんな事どうでもいいのに
思い出を遮るかのように頭を駆け巡る――。

やまないでよ雨
僕には思い出に浸る時間も残されていないというのかい?
いずれ消えゆく記憶の奥の、鍵をかけた
大事な大事な思い出達。
それさえ僕の心からすり抜けていくよ。

ああ雨よ、あの時と同じ雨になってはくれないだろうか?
僕の中から全てが消える前に
せめて最後に。あの人と歩んできた全てを思い出させてくれ。
幻でも夢でもなんでもいい。
大切な人との大切な思い出を。
――雨は僕の願いを聞き入れずにただざあざあと降り続く。

僕が僕でなくなる。
初めは実感が沸かなかったけど
今はそれからただ逃げるようにもがいてしまうよ。
みっともないと思うかい?
誰の目にどんな風に写ったっていい
記憶の砂時計の歩みを止められるのなら
僕はピエロにだってなってやる。

あぁ空よ、あの日々の中で当たり前のように
流れていた色になってはくれないか?
そうすれば思い出すかもしれないんだ
今は写真を見ることでしか感じ取れない
かけがえのない人たちとの楽しいあの日々を。

死ぬほどもがいたさ。
止められない記憶の砂を止めようと努力したさ。
でも僕の中の悪魔は、嘲笑うかのように
1ページ1ページ砂に変えて砂時計を満足させていくんだ……。

あぁ僕はここで一体何をしていたんだろう。
何故この雨の中傘もささずずぶ濡れになっているんだろう。
何故知りもしない人が写っている写真なんかを
大事そうに握り締めているんだろう。
思い出せないや。何も。
あぁそんな思いを晴らすかのように
雨は止み空が晴れてきた。

なぜだろう、とてもきれいなのに
あめはあがったのに、うれしいはずなのに。
まだぼくのほほからあめがつたっているよ――。
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